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休職までの流れを、もう少しだけ詳しく

薬剤師かず

― 不安になりやすいところだけ、補足します ―


このページは、
「超やさしい流れはわかったけれど、
もう少しだけ具体的に知りたい」
そんな人のためのページです。

全部を理解しなくても大丈夫です。
不安になりやすい部分だけ拾い読みしてください。


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全体の流れ(おさらい)

① 病院に行く
② 医師が休養が必要と判断
③ 診断書が出る
④ 会社に伝える
⑤ 休職が始まる
⑥ 収入の制度を使う

ここから先は、
**それぞれの段階で「よく不安になるポイント」**を補足します。

① 病院に行くときの不安

よくある不安

  • ちゃんと説明できる自信がない
  • 大げさだと思われないか怖い
  • すぐに休職と言われるのが不安

病院は、
「休職させるかどうか」を決める場所ではありません。
今の状態を一緒に整理する場所です。


実際によくある流れ

  • 生活や仕事の状況を聞かれる
  • 睡眠・食欲・気分について聞かれる
  • その日の診察だけで判断されないことも多い

👉 初診=即休職、ではありません。


② 医師が「休養が必要」と判断するとは

医師が見るのは、
「頑張っているか」ではなく
**「今、働ける状態かどうか」**です。


気持ちの強さや根性は、
判断材料になりません。

薬剤師かず
薬剤師かず

よくある判断

  • 「まずは数週間、仕事を離れましょう」
  • 「今は無理をしないほうがいいですね」

👉 この時点で
診断書を書くかどうかが決まります。


③ 診断書について、よくある誤解

誤解① 病名を全部会社に伝えないといけない?

→ いいえ。

会社に必要なのは、

  • 働けないこと
  • 休養が必要な期間

この2点が書かれていれば十分な場合が多いです。


誤解② 診断書が出たら必ず休職?

→ 必ずではありません。

  • 有給を使う
  • 業務を軽くする

など、
会社と相談して決めるケースもあります。


④ 会社に伝えたあと、何が起きる?

会社に診断書を出すと、
多くの場合、次のような流れになります。<!– JIN-R:番号付きリスト –>

  1. 人事・上司が内容を確認
  2. 休職開始日を決める
  3. 書面やメールで休職が正式決定
  4. 業務から外れる

ここから先は、
あなたが頑張って動く場面はほとんどありません。


⑤ 休職が始まったあとの生活

よくある状態

  • 何もできない日が続く
  • 罪悪感が強くなる
  • 「このままでいいのか」と不安になる

🌱 これは、回復の途中で
とてもよく起きる状態です。

薬剤師かず
薬剤師かず

休職初期は、
良くなろうとしなくて大丈夫です。


⑥ 収入について(詳しくは別ページ)

休職中は、
多くの会社で給料が出ません。

その代わりに使えるのが、
傷病手当金です。

▶︎ 休職中の収入が不安な人へ
お金のことは、こちらで詳しく説明しています。


よくある「つまずきポイント」

  • 手続きが遅れてしまう
  • 会社からの連絡が怖い
  • 回復している実感がない

どれも、
「失敗」でも「甘え」でもありません。
多くの人が通る道です。


このページで伝えたかったこと

  • 休職は、特別な人だけの制度ではない
  • 手続きは、完璧にやらなくていい
  • 不安が出るのは、とても自然なこと

今は「知りすぎない」ことも、
自分を守る一つの方法です。

薬剤師かず
薬剤師かず

次に読んでほしいページ

▶︎ 休職中、何もしなくていい理由

▶︎ 会社にどう伝えればいい?

▶︎ 実際に休職した人の体験談


ここまで読めたあなたは、
もう十分すぎるほど、
自分のことを考えています。

今日は、ここで終わって大丈夫です。

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ABOUT ME
かず
かず
薬剤師
大学卒業後、2か所の病院を7年経験、その後調剤薬局へ転職、店舗移動を繰り返す日々。2022年には仕事で適応障害、うつ病を発症し、約1年間の休職期間を経て復職。適応障害、うつ病の治療を継続しながら新しい店舗で働くもまた異動の日々へと戻るのであった。
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