休職中の過ごし方|何もしなくていい理由とメンタルの整え方【薬剤師向け】

薬剤師かず

休職に入ったはずなのに、
なぜか心が休まらない。

  • 何もしないと不安になる
  • 休んでいる自分を責めてしまう
  • このまま復職できる気がしない
  • 転職情報ばかり見てしまう

そんな気持ちになっていませんか?

結論から言うと、
その状態は「回復の途中」にいる証拠です。

この記事では、
薬剤師が休職中に感じやすい
罪悪感・焦り・不安の正体を整理しながら、

  • 何をすればいいのか
  • 何をしなくていいのか
  • どう考えれば心が楽になるのか

を、できるだけやさしく解説します。


スポンサーリンク

休職中に一番つらいのは「何もしないこと」への罪悪感

多くの薬剤師が、休職中にこう感じます。

「休んでいるのに、何も生産していない自分がダメに思える」

これは、あなたが真面目で責任感が強い証拠です。

特に薬剤師は、

  • 忙しい現場に慣れている
  • 常に「役に立つこと」を求められる
  • 休む=迷惑という価値観を刷り込まれている

ため、
“何もしない状態”に強いストレスを感じやすいのです。


何もしなくていい理由|休職の本当の目的

休職の目的は、
スキルアップでも自己分析でもありません。

目的はただ1つ。

👉 心と体のブレーキを完全に外すこと

疲れ切った状態では、

  • 正しい判断ができない
  • 将来のことを考えるほど不安が増える
  • 些細なことで自分を責めてしまう

だからこそ、
「何もしない期間」が必要です。

▶ 休職中に何もしなくていい理由をさらに詳しく


休職初期・中期・後期で考え方は変わる

休職中の過ごし方は、
時期によって正解が違います。

休職初期(〜1か月)

この時期は、

  • とにかく寝る
  • 生活リズムが崩れてもOK
  • 情報収集はしなくていい

が正解です。

「元に戻そう」と頑張るほど、
回復は遅れます。


休職中期(1〜3か月)

少し余裕が出てくると、

  • このままでいいのか
  • 復職できるのか
  • 転職すべきなのか

と考え始めます。

この段階では、

  • 軽い散歩
  • 日記を書く
  • 気持ちを言語化する

など、“考える準備”だけで十分です。


休職後期(回復が見え始めたら)

ようやく、

  • 働き方を見直したい
  • 今の職場に戻るべきか悩む

と感じ始める時期。

このタイミングで初めて、
情報収集を再開すればOKです。

▶ 休職から復職・転職をどう判断するか


休職中に「やらなくていいこと」リスト

不安なときほど、
やらなくていいことを決めるのが大切です。

  • 毎日自己分析する
  • SNSで他人と比較する
  • 転職サイトを見続ける
  • 「早く治らなきゃ」と焦る

これらは、
回復を遅らせる行動になりがちです。


休職中におすすめのメンタル整理方法

「今の気持ち」を否定しない

  • 不安になってもOK
  • 何もしたくなくてもOK
  • 将来が怖くてもOK

感情を「消そう」とすると、
逆に強くなります。


1日の中で“安心できる時間”を作る

  • 好きな音楽を聴く
  • 温かい飲み物を飲む
  • 外の空気を吸う

小さな安心が、
回復の土台になります。


休職中に将来を考えたくなったら

もし、

  • 今の職場に戻るイメージが湧かない
  • 同じ働き方はもう無理だと感じる

なら、
すぐに結論を出さなくていい形
選択肢を知るのはアリです。

▶ 薬剤師向け転職エージェント比較を見る

▶ 派遣という柔軟な働き方を知る

※ 登録だけ・情報収集だけでも問題ありません。


まとめ|休職中は「回復だけ」を仕事にしていい

休職中に一番大切なのは、

「自分は今、回復する段階にいる」

と認めることです。

  • 何もしなくていい
  • 迷っていていい
  • 先が見えなくていい

この期間があるからこそ、
次の選択を間違えずに済みます。

焦らず、比べず、
今は自分を守る時間にしてください。


🔗 関連記事(内部リンク用)

▶︎ 休職の流れを詳しく知りたい

▶︎ 会社への伝え方が不安

▶︎ お金が不安で休めない

スポンサーリンク
ABOUT ME
かず
かず
薬剤師
大学卒業後、2か所の病院を7年経験、その後調剤薬局へ転職、店舗移動を繰り返す日々。2022年には仕事で適応障害、うつ病を発症し、約1年間の休職期間を経て復職。適応障害、うつ病の治療を継続しながら新しい店舗で働くもまた異動の日々へと戻るのであった。
記事URLをコピーしました