work-仕事

休職中・休職後に転職を考えてもいいのか?

薬剤師かず
スポンサーリンク

薬剤師が「動き出すタイミング」を間違えないために

休職中、あるいは休職したばかりの頃。

  • もう同じ職場には戻りたくない
  • でも今、転職を考えるのは早すぎる気がする
  • 何を基準に動けばいいかわからない

そんなふうに感じていませんか?

このページでは、
休職を経験した薬剤師が「転職を考えてもいいタイミング」と、その考え方を、
実体験ベースで整理しています。

結論を急ぐ必要はありません。
「判断を先送りにしてもいい理由」からお話しします。


結論|休職中に「無理に転職を決める必要」はありません

まず大前提として。

休職中に、転職を即決しなくて大丈夫です。

休職は本来、

  • 心身を回復させるため
  • 冷静に考える余白をつくるため

の時間です。

この時期に、

  • 焦って求人を探す
  • 条件だけで職場を決める

こうした行動は、
同じ失敗を繰り返す原因になりやすいです。


それでも「転職」が頭をよぎるのは自然なこと

一方で、

  • あの職場には戻りたくない
  • 同じ環境に戻ったら、また壊れる気がする

そう思うのも、とても自然です。

実際、休職をきっかけに
「環境そのものを変えたい」と考える薬剤師は多いです。

大切なのは、
👉 “今すぐ動くかどうか”ではなく
👉 “将来の選択肢として知っておくこと”


転職を考えてもいい3つのタイミング

ここからは、
「休職 → 転職」を検討してもいい具体的なタイミングを整理します。


① 心身が少し落ち着いてきたと感じたとき

  • 朝起きるのが極端につらくなくなった
  • 仕事のことを考える時間が減ってきた

こうした変化が出てきたら、
**「考える余裕が戻ってきたサイン」**です。

この段階でやることは、
**転職活動ではなく「情報収集」**で十分です。


② 「元の職場に戻る未来」が現実的に想像できないとき

休職中に考えてみて、

  • 復職後の自分が想像できない
  • また同じ不安を抱えて働く姿しか浮かばない

この場合、
職場環境そのものが合っていなかった可能性があります。

これは「逃げ」ではなく、
適応の問題です。


③ 同じ働き方を続けることに違和感が出てきたとき

  • 正社員フルタイムがつらい
  • 責任の重さに耐えられない
  • もっと余白のある働き方がしたい

休職を通じて、
自分に合わない働き方がはっきりすることがあります。

この気づきは、
次の選択を失敗しないための大きなヒントです。


休職後の転職で失敗しやすいパターン

ここはとても大切なので、正直に書きます。

休職後の転職で失敗しやすいのは👇

  • とにかく早く決めてしまう
  • 年収や条件だけで選ぶ
  • 「次こそ失敗できない」と自分を追い込む

この状態では、
ブラックな環境を再び引き当てるリスクが高くなります。

だからこそ、
一人で判断しないことが重要です。


休職経験がある薬剤師こそ、エージェントを使った方がいい理由

「休職歴があると不利になるのでは?」
そう思う方も多いですが、実際は逆です。

理由は3つあります。

  • 職場の内部事情を事前に確認できる
  • 無理な条件を避けて提案してもらえる
  • 休職理由の伝え方を一緒に考えてくれる

特に、
ブラック職場を避けたい人ほど、個人応募は不利です。

▶ ブラックな職場を避けたい薬剤師向け|転職エージェント比較5社


「今すぐ転職しない」という選択も正解

ここまで読んで、

  • まだ動く気力がない
  • もう少し休みたい

そう感じたなら、
それも立派な判断です。

  • 派遣で負荷を下げる
  • 時短や非常勤を検討する
  • まずは情報だけ持っておく

こうした選択肢もあります。

▶ 薬剤師が無理せず働ける「派遣」という選択肢を見る


まとめ|休職は「人生を立て直す途中」にある

休職を経て転職を考えることは、
決して遠回りではありません。

むしろ、

  • 自分の限界を知った
  • 無理な働き方を手放せた

という意味で、
これからを良くするためのスタート地点です。

今すぐ答えを出さなくて大丈夫です。
まずは、選択肢を知ることからでいい。

このページが、
あなたが「自分を守る選択」をするための
一つの判断材料になれば幸いです。

スポンサーリンク
ABOUT ME
かず
かず
薬剤師
大学卒業後、2か所の病院を7年経験、その後調剤薬局へ転職、店舗移動を繰り返す日々。2022年には仕事で適応障害、うつ病を発症し、約1年間の休職期間を経て復職。適応障害、うつ病の治療を継続しながら新しい店舗で働くもまた異動の日々へと戻るのであった。
記事URLをコピーしました